春日山をガイドして

春日山きのこ園に10月17、18日、自然を愛し、謙信公が大好きだという若い夫妻がお見えになりました。「僚佑さん」「未佳子」と呼び合う、明るく、爽やかな二人でした。不動産会社、保育園で働く二人が、久し振りに休みを取れたので、憧れの地、春日山城のあるこの地を訪ねてくれたのでした。

当きのこ園を選んだのには、いくつかの偶然が重なったのだと話します。「市役所に電話したら、このきのこ園の志賀さんを紹介されたんです。それが始まりでした。」17日は「僚佑さん」の、たっての願い、「自然の中できのこが生えているところを見てみたい」というリクエストに対しての、志賀さんの提案で、実際にナメコとマイタケとヌメリスギタケを採取することに。丁度、ナメコが欲しいというお客さんを従えての、奇妙な光景となりました。「未佳子さん」の話ではその夜「僚佑さん」はその体験に興奮して、なかなか寝付かれなかったとのことです。

18日には長岡市から夫人のお母さんや妹さんがお子さんを連れて合流するという、豪勢なツアーとなりました。午後には春日山城跡を、当園の相談役でもある、上越観光案内協会会長の永見完治さんのガイドで歩きました。埋蔵文化財センターを振り出しに、大手道を本丸まで登る、上級者コースを選んだといいます。「空気がおいしく、東京での多忙な日常から解放されて、心から癒やされました。永見さんの楽しいガイドは、忘れられない想い出になりました。必ず又訪れます」と約束をして帰京されました。春日山城跡一帯は、大きな「パワースポット」ですね、というお二人の言葉が印象的でした。

本丸にて(謙信公の衣装は永見さんがサプライズとして用意したもの)

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