春日山より愛をこめて

早いもので平成29年が終わりを迎えようとしています。春日山きのこ園にもいろいろな出来事がありましたが、例年の如く暮れの仕事を順調にこなしています。この時期の仕事は、シイタケの収穫、販売は勿論ですが集めてきた原木にキノコの菌を植え付ける「齣打ち」の作業があります。ハンノキにはナメコが適していることから、年末までに用意したナメコの齣を主に、計7種類35,000齣を打つ計画です。今年は例年に比べて雪の便りが早く作業は楽ではありませんが、「良質なキノコの収穫を夢見て仕事に励みたい」と話す志賀さんと丸山さんでした。きのこ園の整備を通じてゆくゆくはモミジの名所にしたいと励んで来た成果が見られるようになってきました。

訪れる人も多くなり、遠くカナダ・アメリカからの観光客も驚くスポットになりつつあります。地方創生という追い風がこのきのこ園にも吹いているのかとも思いますが、関東圏からの注文も年を追うごとに増えて参りました。越後上越の春日山城下発の便りが、キノコを通じて発信されることは、この上もない喜びと申せましょう。

新たな年に向けて、思いを込めて日々を過ごして参ります。どうぞ皆様も健康には留意されて、お過ごしくださいますように・・・

春日山より愛をこめて

春日山城を望む

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