猿毛城
全国の山城を600以上探索した強者、福島の安彦さんが今年も春日山にお見えになりました。4、5年前から春日山城の支城探索をご一緒してきました。山城巡りは春先か晩秋が地形もよく確認出来、最適なのですが、何分にも忙しく毎年比較的暇な暑い今頃となってしまいます。今年リニューアルオープンした上越市立歴史博物館を見学したのち3人で現地柿崎区内の猿毛城に向かいました。柿崎氏の詰めの山城で、米山の南側の独立峰で標高479m、登りはじめてから100m位先の神社までは草も刈られていたのですが、その先は草や灌木が道に覆い被さり四苦八苦、道を何度も踏み外しながら本丸に着いたのは、歩き始めてから1時間を経過していました。本丸は茅などの雑草に覆われ歩くことも困難で、期待していた眺めは一切望めませんでした。山菜、キノコ採りで山には慣れているつもりですが暑さもあり散々な山城巡りでした。
登り口の標柱