時の移ろいは早く、春日山城下はすっかり秋一色に変わりました。この秋のきのこは特別に出来が良かったとは言えず、並みであったと聞きます。けれども春日山きのこ園にとって、とても嬉しい事があったと聞きました。きのこの王様は「松茸」が一般的ですが、何と言っても味噌汁にして一番なのは「ヤブタケ」なのではないでしょうか？筆者にとっても、ヤブタケの味噌汁にありつかない秋は何とはなしに味気ないものになってしまいます。確かに「柿」「栗」「梨」などの果物も秋を感じさせてはくれますが、ヤブタケには勝てません。東京は日本橋で和牛料理の店を開き、多くの食通から支持を受けている店主から、連日LINEで注文が入るようになったのが、この秋の最大のニュースだったと聞きました。地元でも、口コミで広がった、きのこを味わいたいと、老若男女を問わず「きのこ園」を訪れる常連客が増えてきています。

「ようこそ」の看板を胸に抱く熊さんのせいか、多くの市民が「春日山きのこ園」のことを話題にしている声を耳にします。頑固に我が道を続けてきたことが、やがて評判になり、多くの支持者を持つに至ったのだと思います。「継続は力なり」と言うではないですか。益々頑張ってこの街の名所になって欲しいとエールを送ります。

熊さんとヤギもお出迎え

直売所風景

みんな自然と笑顔が溢れます

海外からもウェルカム！