原木マイタケの培養
今シーズンからシイタケ、ナメコ、ヌメリスギタケ、ヒラタケ、クリタケ、ムキタケに加え原木マイタケの培養を始めました。マイタケは雑菌に対して非常に弱い為栽培が難しく、今まではホームセンターで購入した完熟ホダ木を利用していました。
昨年末に伐採し90㎝の長さに玉切りしておいたコナラ、ミズナラの原木を15㎝の長さに玉切り
1日から2日水に浸します。
ステンレス製のドラム缶にて朝4時の着火から沸き上りまで4時間、沸き上がってからさらに5時間煮沸します。
木材トングで熱々の原木を取り出し、素早く専用の培養袋に入れて一晩冷却します。
軽のワゴン車の中を消毒して簡易無菌室に、原木の小口面にマイタケ菌を素早く塗りつけて密封します。324本を2週間ほどで植菌
7月まで培養をしてその後地中に埋め込みます。首尾良くいけば9月下旬から10月上旬には天然舞茸と遜色ない上物が発生します。